キャレオス株式会社様の小規模多機能事業所で介護技能実習生として活躍していたドゥイさんですが、2022年1月に行われた介護福祉士の国家試験に見事合格しました。今から3年前に日本に来て小規模多機能事業所で働く中で介護福祉士の合格を目指して日々勉強にも真面目に取り組んでおりました。試験は、日本人と同様で日本語で行われる為、ハードルは結構高いのが現状です。今回の試験から介護技能実習生が試験を受け初めております。介護技能実習生は、在留期間が5年となりますが介護福祉士の資格を取得することにより、永続的な就労が可能となります。
介護技能実習生が介護福祉士国家試験に合格!
お客様施設で、実習生が表彰されました!
お客様である、キャレオスホールディングス(株)様で社員表彰がありました。
その中で、介護技能実習生のドゥイさん、シスカさんがスマイル大賞を受賞しま
した。
〇ゆうゆう奈良津のドゥイさん
施設ホーム長様より:スタッフにもご利用者様にも良い笑顔です。常に前向きに
業務に向き合い、勉強も上を目指して頑張られています。
これからも素敵な笑顔で元気に頑張って頂けたらと思いま
す。
〇ゆうゆう松永のシスカさん
施設ホーム長様より:シスカさんの笑顔は、職員含め利用者様を笑顔にする力が
あります。また、業務でも認知症の方への対応や、日勤リ
ーダー、入浴など全てにおいて、笑顔でこなしてくれてい
ます。日本語の勉強もがんばられ、日本語検定2級合格。
向上心持ってがんばられています。
おめでとうございます!!
日本語能力試験N2 6名合格しました!
当組合で受け入れ、介護施設様に配属された技能実習生が、昨年12月に日本語能力試験N2に14名が受験し、1月25日に見事6名合格しました。(他に日本語能力試験N3 受験者27名のうち合格者16名)
実習生たちは休みの日や仕事がある日でも日本語の勉強に取り組み、わからないことがあれば当組合の講師やインドネシア現地の日本語学校(フジアカデミー)の先生とオンラインで学習支援を行いました。
こうした実習生の努力や施設様のご配慮とご協力が実を結び、当組合も大変嬉しく思っています。
日頃の仕事でも、対応がスムーズにできるようになり、ご利用者様や職員さんとのコミュニケーションも増えました。
これからも技能実習生の活躍を温かく見守りください。
<日本語能力試験N2について>
日本語能力試験のレベルは5段階(難 N1・N2・N3・N4・N5 易)に分かれ、N2は2番目に難しく合格率は3割程度で推移しています。
日常的な場面で使われる自然に近いスピードのまとまりのある会話やニュースを理解することができます。
N2合格までの漢字数・語彙数・学習時間の目安は以下になります。
漢字数 1,000字 / 語彙数 6,000語/学習時間の目安 600時間~800時間
これは日本でいえば小学校高学年~中学生レベルに相当すると言われております。
青森県の介護技能実習生が成人式に参加しました!!
令和3年1月10日に青森県中泊町の成人式に介護技能実習生のロシタさんが晴れ着で
出席しました。当日は社会福祉法人向明会に勤務するレカさんと社会福祉法人奥津
軽会のオッキさん、スルヤさんも一緒に晴れ着姿です。4人とも初めての着物姿に、
最高!と喜んでいました。早速、インドネシアの両親にラインにて写真を送り両親
もビックリしてましたとのことです。4人とも施設の皆さんに感謝し、日本に来られ
たことに感謝し、仕事頑張ります!と笑顔で話をしています。今回、企画をしていた
だいた社会福祉法人向明会オーナー竹内様、GH泉の里オーナー平山様有難うござい
ました。(記事:理事 塚本山和)
*写真を撮るときだけ、マスクを外しております。
広島県主催の外国人介護職員の合同研修に参加しました!
広島県主催の、オンラインによる外国人介護職員の合同研修に
参加しました。実際に施設で実習している外国人の方がオンライ
ンで集まり、介護の技術を学んだり意見交換ができる合同研修で
今月配属予定の生徒18人と我々職員も参加して、大変勉強になり
ました。生徒も先輩たちの話が聞けて、少し安心したようです。
今後、組合でもこういった取り組みをしていきたいと思います。
配属前の実習生
組合職員
技能実習生の声と受け入れ企業様の声
技能実習生の声
名前 | ドウィ ウランダリ さん |
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勤続年数 | 1年 5ヶ月 |
- Q介護の仕事について、改めてどうですか?
A日本に来て1年5ヶ月が経ちました。
毎日、10:00~19:00の時間帯で働いています。とても楽しいです。仕事にも慣れました。1つ困っていることが夕方の時間帯になると職員が少なくなりますが、その時に電話が鳴ったらドキドキしてしまいます。まだ、電話は緊張します。
- Q生活についてはどうですか?
A慣れましたよ。私は仕事が10時からなので、朝、8時に起きます。
お祈りは朝と仕事から帰ってします。ご飯は自分で作ってます。今、2人で住んでますが、お休みが同じになると、一緒に買物に行きます。最初のころはホームシックにはなっていましたが、そんな時はビデオ電話して、いっぱい話して、泣いて、それで、寝て起きたらなんとかなっています。今は前よりは大丈夫です。
- QN2をとるためにどれくらい勉強しましたか?勉強方法ってありますか?
AインドネシアでN3をとって日本に来ました。
この12月にN2を受けたので、1年かけて勉強しました。文字、語彙、文法、読解、聴解と5つあるので、それぞれ2ヶ月ごとに勉強しました。本屋に行って、N2をとる為の本も買いました。それで、勉強しました。他に解らないことは、辞書やスマホで調べたりしました。仕事の日は、帰ってから夕食とお風呂を済ませて、21:00頃から2時間または2時間半勉強しました。お休みの日は、13:00頃から16:00頃まで勉強しました。また、1年かけて今度はN1の勉強をしようと思います。
技能実習生受け入れ企業様の声
技能実習生が事業所に来られて1年5か月。日本語も上達して、文章も書いています。学びたい気持ちが強いので、私も指導に熱が入ります。日本の料理、お味噌汁も最初は味付けが難しいと言われていましたが、今ではとても美味しくご利用者の方に好評です。
彼女たちの前向きな姿勢や笑顔で職場の雰囲気も良くなりました。インドネシアのことも教えてもらい異国の文化の違いを楽しんでいます。 (実習指導員より)
技能実習生へのヒアリングの様子
広島県福山市の介護施設にて、日本介護事業協同組合の職員が「実習生受け入れ施設」が記録した実習生管理簿の確認を行い、受け入れ施設様の技能実習責任者、技能実習生2名の面談を行いました。
技能実習生が配属されてから1年以上経ち、業務や日本語に慣れて指示がスムーズに理解でき、利用者様に寄り添えるようになり、一緒に働いているスタッフも安心されたそうです。
家族に会えなくて、たまに寂しいことがあるみたいですが、職員の方が3人のことをよく気にかけてくれて助かっています。
技能実習生に話を聞くと、方言が難しいけど職員さんが優しく仕事や日本のことを教えてくれるので、もっと日本語を勉強して、利用者様と職員さんと仲良くなりたいそうです。